登山初心者の方に登山とは何たるかを解説します。登山における服装や装備などもわかりやすく解説。

登山の心得~山の植生を理解する

植生(しょくせい)とは、地球上の陸地において、ある場所に生育している植物の集団のことをいいます。

登山においては植生を理解することが、コースの特徴をつかむひとつのポイントになってきます。山の樹木や草花の分布は地域、標高、気候、地質などの自然環境が密接に関係しています。植生を知る事で、そこがどんな場所か、おおよその標高を測定したり、景観を想像する事が出来るのです。

下記の表が植生の種類と特徴を表しています。


植生
特徴
植林帯 低山に多い人工の植林地帯でスギやヒノキ、カラマツなどが植林されている場所です。このような所は管理用の作業道がありますので、過って迷い込まないようにしましょう。
樹林帯 樹林帯には樹木の種類によって、広葉樹林帯、針葉樹林帯、植林地などとも呼ばれている。
笹原 クマザサ、チシマザサ(根曲り竹)など、ササ類が一面をおおっている場所で、登山道の最初の頃や、標高2000m位までのところに植生が目立つ。ササがよく刈り払われている所は問題はないが、ササが深い所では道を見失なわないように注意が必要。
潅木帯 木の高さが人間の背の高さかそれよりやや高い木が茂っている場所。ダケカンバや ナナカマド、ドウダンツツジ、ミヤマハンノキなどが潅木帯の代表的樹木。潅木帯を抜けるといよいよ高山帯に達する。
お花畑 高山の自生植物が群落をなして一面に咲いている群落地をいいます踏み込みは避け、美しい自然を守りましょう。
森林限界 高山の厳しい自然環境により、背の高い樹木が生育出来なくなる標高ラインをいう。本州の中部山岳で2500m以上、北日本では1500m〜2000m前後をいいます。森林限界以上は高山帯となり、ハイマツなどの植物や高山植物の世界にはいります。天候がくずれると風雨の影響をまともに受けるので、天候についての注意が必要になります。


それぞれの植生について理解を深め、より楽しく、充実した登山にしましょう。

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