山の天気に固有の特性
なぜこのようになるのか簡単に説明します。
大きな原因は三つありますので最初にこれを理解しましょう。
①気温の低下
②天候の変化
③寒冷前線と温暖前線の関係
①気温の低下ですが、山の気温は標高100m上がるごとに0,6度気温が下がります。天気は平地と同じであっても気温は全然違った、数値になります。そのため平地が晴れていれば、上昇気流が生じ、雲や霧が発生しやすい、状況になります。
そして②天候の変化。具体的には天候の回復の遅れと天候のくずれの早さを指します。平地では前線の通過後は比較的早い時点で天候が回復されるが、山ではその回復がかなり遅れ、場合によっては2,3日要することもあるます。また天気のくずれも、平地にくらべて早く訪れます。これは平地にくらべて山では前線がかなりの幅を持っているからです。
最後に③寒冷前線と温暖前線の関係ですが、前線とは暖気と寒気がぶつかりあっている所で、気団の争いは雨を降らせます。冷たい空気は重く、暖かい空気は軽く、二つの空気がぶつかると、暖かい空気は持ち上げられて雲を生み、雨を降らせる事になります。暖かい空気の強い所が温暖前線、冷たい空気が強いと寒冷前線、強さが同じ位の時は停滞前線としてしばらく日本列島に居座ります。この雲の高さによつて、雨の降る範囲、場所が決まって来ます。
このように山では様々なファクターに影響されて気候が変化するので平地とは異なる気候をみせるのです。
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